老化物質オステオポンチンを減らす方法

老化に関係しているオステオポンチンという物質をご存知でしょうか。オステオポンチンはタンパク質の一種で、100歳を超えて健康長寿している人には、このオステオポンチンは少なく、老化している人には多いということが判明しています。老化の進行を食い止める鍵だとされています。生物の老化はオステオポンチンが多いと進むということです。



スポンサードリンク

オステオポンチンは骨密度や認知機能にも関係する

骨密度や認知機能などの老化の進み具合は、オステオポンチンの量が多い人において顕著なのです。骨密度が低い人の多くはオステオポンチンの量が多いのです。人間の骨を作る上で重要な働きをしているのがオステオポンチンです。カルシウムとコラーゲンを結合させて骨を作っているのです。ところが、これが腎臓の周囲に増加すると尿路結石を起こしたり、あるいは増えすぎると骨密度を下げたりもするのです。また、オステオポンチンは、免疫を活性化させる作用があるので、傷口を癒したりもしています。ところが、加齢によってTリンパ球からオステオポンチンが過剰に産生するようになります。すると免疫が不必要に活性化され炎症が体内に起こります。この慢性炎症が老化をじわじわと進行させてしまうのです。つまり慢性炎症を起こすことでオステオポンチンはマイナスの作用をしてしまうということです。

慢性炎症を起こし老化を促進させるオステオポンチン

慢性炎症が体内にあることで、動脈硬化や、癌、糖尿病などが発症しやすくなることがわかっています。脳においては、慢性炎症がアルツハイマー型認知症の発生を誘導します。抗炎症薬で炎症を抑えるとアルツハイマーの症状も緩和されるのです。オステオポンチンが慢性炎症を起こす原因だとして、加齢によって増えるオステオポンチンをどうすれば抑制できるのでしょうか。実は、オステオポンチンの増加をもたらすのは、内臓脂肪の蓄積なのです。内臓脂肪が蓄積していると、オステオポンチンを過剰に産生するTリンパ球が増加するのです。内臓脂肪の蓄積による肥満は、結果的に老化を促進していることがわかってきたのです。



スポンサードリンク

内臓脂肪を減らせばオステオポンチンも減らせる

年齢的に若い場合も内臓脂肪の多い肥満の人は、オステオポンチンが過剰に産生されており、老化が早く進んでいるということなのです。飽和脂肪酸という油はラードなどに多く含まれる油ですが、これが内臓脂肪でTリンパ球からのオステオポンチン産生を増やしていることがわかってきています。一方、不飽和脂肪酸つまり、オリーブオイルやフラックスオイル、魚の油(EPA、DHAなど)を主体にすれば、オステオポンチンを減らせるということです。ですから、サバやイワシやサンマなどのEPA、DHAを豊富に含む魚を食べたり、エゴマ油、オリーブオイル、フラックスオイルを摂るようにしたりすることで、オメガ3脂肪酸と呼ばれる必須脂肪酸をとれば、脂肪の燃焼もすすみ、オステオポンチンも減らせます。

オステオポンチンを減らしてくれる食生活

青魚のほかには、ナッツ類もおすすめです。クルミやアーモンドも脂肪の燃焼を助けてくれるのです。シイタケやエノキ、マイタケなどのキノコ類やトマト、キャベツ、ニンジン、ゴボウ、大根などの根菜類もおすすめです。このほか緑茶のカテキンも脂肪を燃焼させるのでおすすめです。慢性炎症には老化を促進する作用があることを理解し、炎症は沈静化させる必要があります。それがオステオポンチンを減らすことにつながるのです。ということは、睡眠時間をある程度確保する必要があります。睡眠不足は炎症を起こしやすくすることがわかっているからです。睡眠不足になると吹き出物が増えたり、化膿するのは炎症が起こりやすくなるためなのです。

あわせて読みたい関連記事



スポンサードリンク