無農薬米と無農薬野菜

今、無農薬野菜や無農薬米を食べることを選択する人々が 増えてきています。安価な市販の野菜や米は大量の農薬を散布して育てられます。散布回数は数十回以上であることが普通です。農薬の人体への有害性については実はまだわかっていないことがたくさんあります。三十年とか五十年、農薬が持続的に微量でも体内に蓄積するとどのような病気が発症するのか、といった研究が難しい問題があるからです。

動物実験の研究結果では化学農薬は発がん性物質

アレルギーを誘発したり、癌を発生させたりして免疫をかく乱することが わかっているのも事実です。そして、アトピー性皮膚炎やアレルギー体質が、無農薬米や無農薬野菜を 食べることで改善したという報告も多数出ている事実もあります。そういった情報が知られるにつれて、石油から製造されている石油化学工業品である化学農薬とは、人体に危険で有害性の高いものなんだという認識が広まりました。その結果、多くの人が無農薬の農作物を欲するようになったのですが、無農薬栽培で美味しい野菜を育てるには、化学肥料は使えないことも多くの研究者によって明らかになってきました。化学肥料で育つ野菜は、害虫や病気に弱いので農薬がなければうまく実らないことがわかったのです。このため無農薬栽培とは、無化学肥料栽培でもあるということなのです。このような農法を自然農法といいますが、これを日本中、いや世界中に 普及させた功労者が木村秋則さんです。 青森県で「奇跡のリンゴ」と呼ばれる完全無農薬栽培のリンゴ栽培を成功させたのが 木村秋則さんです。

無農薬野菜を食べることがなぜ、健康によいのか

農薬の発がん性という害から守られることはもちろんですが化学物質のもたらすアレルギーやそれを分解するための内臓の負担。アトピーの人の多くが農薬にも反応するということを考えると、無農薬米や無農薬野菜が理想的な健康食材であるとわかりますが、さらに重要なことがあります。無農薬栽培の農産物は、化学肥料を全く使っていないか、ほとんど使っていません。これは何を意味するのかといえば、化学肥料を使えば使うほど、野菜の中のビタミン含有量は減少して、栄養価が下がると同時に、化学肥料で育つ野菜は、硝酸塩をたくさん含み、この硝酸塩が胃の中で反応してできる発がん物質が、がん予防にとって非常に有害であるという事実があるのです。外国の野菜は、この硝酸塩の含有量がたいへん増加しています。ある調査にょると外国に駐在した日本のサラリーマンに胃がんが増加しているということです。これなど野菜の無分別な化学肥料の使用による硝酸塩増加が、胃がんの増加に関与していると見て間違いなさそうです。このように圧倒的に日本の国産野菜や米が健康によいのですが、その中でもさらに良いのが、無農薬、無化学肥料の条件で栽培された自然農法による米や野菜ということです。

「奇跡のリンゴ」の木村秋則

木村秋則さんは日本だけではなく世界中で講演されたり普及に尽力されています。無農薬野菜や無農薬米を入手するには、それを専門に扱っているお店で購入するのが一般的です。最近では、通販の形で手軽に入手できるようになってきています。楽天市場やアマゾン、ヤフーショッピングのほか、いろいろなインターネット通販で、無農薬野菜や、無農薬米を購入できるのです。宅配なので便利です。田舎にいくと地域の農産物を販売しているショップがあり、そのようなところでも無農薬栽培、有機栽培の農産物を購入できます。また、無農薬、無化学肥料、あるは減農薬、減化学肥料の農産物を専門に扱う宅配業者もいろいろとできています。オルター、よつば、オイシックス、らでぃっしゅぼーや、自然派コープなど、業者がいくつかあります。これらの宅配業者への申し込みもネット上からできるようになっていて全国どこへでも宅配してくれるところが多いので、無農薬野菜・無農薬米を始めるには、最適な環境がいまではできあがっています。

無農薬農法への理解が広まりつつある

これまでは、農家の産物は農協が一括して販売する支配体制のようなものがあり、農法にも口出しをされて、化学肥料を使うことを強要されたりといったいじわるもあったようです。一件の農家が無農薬栽培を始めると、周囲の農家が、あいつのところが農薬を使わないから、周囲に害虫が撒き散らされて迷惑だとクレームをいう事例もかつては多かったようです。しかし、次第に無農薬野菜の価値が国民に知られるようになると、周囲の農家の意識も変化し、悪質な妨害は減ってきたようです。木村秋則さんが「奇跡のリンゴ農家」として世に知られるようになってから、木村さんの志に感じて、その自然農法を学ぶ人が次々に現れました。今では「木村秋則農法」として全国に知れ渡り、木村さんが苦節十余年の年月を捧げて完成させた完全な無農薬、無化学肥料の自然農法が広まりつつあります。リンゴだけではなく、桃や梨、ぶどう、みかん、米、麦、野菜、多くの分野で、完全な無農薬、完全な無化学肥料の自然農法が、全国の有志たちにより実践されています。

無農薬野菜や無農薬米を食べ、重度のアトピーや喘息が改善

それだけ農薬や化学肥料が、人体に有害であったということの証左です。農薬は、微量であっても人体に蓄積をしますので、やがては癌を引き起こしたり子宮筋腫や子宮内膜症などの生殖器疾患を招きます。そして農薬という化学物質そのものへのアレルギー反応としてのアトピー性皮膚炎や気管支喘息、アレルギー性の情緒不安定などを引き起こします。また、化学肥料は、作物の中に硝酸塩を大量に生成させる副作用があります。この硝酸塩が胃のなかで発がん物質を生み出し、胃がんなどの消化器の癌を増やしているのです。化学肥料を使うと、無農薬栽培はできません。化学肥料は植物の成長を過剰に促進するため、病害虫に弱い作物が育つため、農薬が必要になってしまうのです。無農薬であり、無化学肥料であることが、農産物の理想的な栽培方法であることは、木村秋則さんの著書を学べば誰でも理解できることです。

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