ピルの使用で子宮がんが三倍も増加

子宮頚管異形成を指摘されると、婦人科の医師は、子宮頚管の円錐切除をすすめるかもしれません。しかし、その前に簡単な生活習慣の習性で治せるとしたら、あなたはどちらを選びますか。子宮頚管異形成は自然に治してしまうことができるのです。もちろん対策を講じなければ癌にまで進みます。

ピルと子宮頚管異形成、子宮頚管癌の関係

子宮頚管異形成は、ピルが出現するまでは比較的少なかったと、多くのベテラン婦人科医師は述べています。ピルを使用すると子宮頚管異形成になる確率が50%も高まることが今や知られています。また、ピルの使用は、子宮頚管癌を25%も増やすことも明らかにされています。そして、わずか一か月から六か月間、ピルを使い続けただけで、子宮頚管癌になる確率が三倍にも増えたことが医学雑誌『ランセット』に報告されています。子宮頚管癌の発生率がアメリカで1970年代から1980年代の間に二倍以上増えたのですが、これはアメリカでのピルに普及と並行して起きているのです。ピルだけではありません。更年期障害においてなされるホルモン補充療法(HRT)で使用される合成ホルモン剤もまた乳がんや子宮がん、血栓症を増加させるので大変危険なのです。これらは決して安全なものではありません。

一時的に子宮頚管異形成のようになる

子宮頚管炎、クラミジア感染症、性的外傷などは、すべて、一過性に子宮頚管に異形成を起こすことがあります。また、喫煙も、子宮頚管に炎症を起こしやすくなる一因であり、喫煙者は、子宮頚管異形成になる確率が高まります。このため、子宮頚管異形成を指摘されたら、すぐに円錐切除などに踏み切るのではなく、まずは生活習慣を改善することです。そのうえで三か月から六か月あとに、もう一度、再検査をしてみることです。クラミジアのような感染症ならパートナーにも感染していないか確かめて治療する必要があります。喫煙は有害なので禁煙すべきです。そして何よりも最も有害なピルをやめることです。さらに、ホルモンの体内バランスを回復させるために、まず天然のプロゲステロンの補充を学んでください。詳しくは後述しますが、これがもっとも安全性の高い対処法なのです。

ピルはエストロゲン過剰、プロゲステロン不足を招く

長期的な視点から考えると、低用量ピルを含むあらゆるピルを避けることが、子宮がん予防、乳がん予防につながります。ほかの避妊法の不便さを忍んでもなお釣りがくるほどに、あなたの健康と美容を守ってくれるのです。また、更年期障害の人は、ホルモン補充療法に取り掛かる前に、天然のプロゲステロンクリームを使ってみることをおすすめします。PMSも更年期障害も子宮筋腫も、エストロゲン優位と呼ばれるエストロゲン過剰の症状が本当の原因なので、エストロゲンをいくら補充しても解決にはならないのです。エストロゲン過剰は、相対的にも起こります。すなわち、エストロゲンとプロゲステロンのバランスの異常です。エストロゲン1に対し、プロゲステロンは200の比率で必要ですが、先進国の多くの女性で、今、プロゲステロン欠乏が増えているのです。環境ホルモンにさらされていることが原因であると考えられています。そして、天然プロゲステロンを補充することで、ホルモンバランスを回復すると、子宮筋腫、子宮頚管異形成、PMS、更年期障害などの改善ができるだけでなく、乳がん、子宮がんの予防もできるのです。

必要なのは天然プロゲステロン

子宮頚管異形成を指摘されたら、原因をまず除去しましょう。ピルをやめる。禁煙する。クラミジアを治療する。そして、天然プロゲステロンを補充しましょう。日本の婦人科医療ではいまだに合成ホルモン剤を患者に投与しています。これら合成ホルモンは、それ自体が子宮がんや乳がんを増やす副作用があります。ピルもそうですが、合成ホルモンには脳血栓などの血栓症を起こすリスクもあります。HRTで使用されるものは合成ホルモンであり、ホルモン補充療法はお勧めできません。ですから、合成ホルモンではなく天然ホルモン、すなわち人体が作るのと同一の物質である天然プロゲステロンのクリームを使用することをおすすめします。天然プロゲステロンクリームの安全な使用方法は、ジョン・R・リー博士の著書で患者向けにわかりやすく説かれています。日本でもアイハーブというサイトで天然プロゲステロンクリームを入手できます。ジョン・R・リー博士の処方どおり、ワンプッシュ20mg相当(もしくは小さじ4分の1で20mg相当)の天然プロゲステロンを含む美容クリームをわたしたち日本人も購入することができるのです。

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