日本の農業政策の問題点と無農薬自然農法の可能性

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日本の農業政策は間違っていると言われています。それはあらゆる先進国の中で日本はもっとも農業への政府助成金が少ない国であることからも明らかです。諸外国は日本よりはるかに自国の農業を保護している事実を多くの日本人は知りません。ほかの先進国並みに農家への援助を政府が行う必要があるのです。農協が旧来の陋習に固まっていると批判されたり、新しい農法を普及しようとするときに、農協の存在が、その普及の障壁になるとされたり、負の面ばかり指摘されていますが、農協は日本に遺伝子組み換え農産物が侵入しないための防波堤となってもいるのです。実は農協はもっと守られても良いのです。

農協は日本の農業を守る最後の砦かもしれない

農薬や農機具など共同購入の仕組みは農家を守っています。農協の問題点は改善し、有益な部分は維持していくことが大切なのです。無農薬栽培が普及すると、農薬製造業者は困るわけです。それで、農薬研究の大学教授を使って、無農薬栽培を批判させたりといったネガティブキャンペーンをします。このような活動のおかげで、日本ではなかなか無農薬栽培が普及しません。ところが半農の人は、ほとんどが無農薬で自給自足用の野菜をすでに栽培しているのです。この矛盾は何でしょう。現在の日本の政府も、無農薬栽培、自然栽培を推進するプロジェクトを立ち上げる気配もありません。農林水産省がもっと無農薬栽培を推進していく必要があります。農薬メーカーとの癒着を断ち切って頂きたいものです。

自然農法の普及は日本国民の健康長寿をもたらす

無農薬による自然農法などの新しい取り組みを政府の主導で研究、実践しようとしてくれないことは残念です。木村秋則さんは、政府や公的機関の援助もなく、孤軍奮闘で、奇跡のリンゴとよばれる、リンゴの自然農法を確立されました。こうした国の財産ともいうべき人財は、いわば国の宝であり、国宝です。こういう人に学ぼうとしない、話を聞こうともしない、こんなことでは日本の農業に未来はないのです。今、政府はもっと、真剣に無農薬栽培、自然農法を日本で普及させる取り組みを行うべきです。無農薬栽培をする農家には政府が特別な資金援助、補助金を出すことが最善の策となります。

野菜工場の発展は日本を救う可能性がある

無農薬野菜という観点からは、野菜工場は、その条件をクリアした存在です。問題は肥料ですが、これは今後の研究と開発によって、化学肥料ではない、有機液体肥料が開発されてくれば、よいかもしれません。日本の国内の農業は間違った農業政策の結果、悪い意味での保守的な方向に傾いています。これは、石油系農薬を使用したり、化学肥料を使用したりする農法を頑迷に保守する悪循環を生みだしています。木村秋則さんをはじめ、優れた自然農法家が、ノウハウを惜しみなく公開してくれていて、全国に指導に飛びまわっていても、なかなか農家の目が覚めないのは、ひとえに悪しき農政のたまものです。むしろ、野菜工場をビル内に建設する企業が、木村秋則さんなどの自然農法家に学んで、できるかぎり、自然な形での野菜工場を実現すれば、日本は救われるかもしれません。

野菜工場にすれば農薬は不要となる

野菜工場では農薬が不要であることはすぐれた利点ですが、肥料がどうしても、遅れています。これを有機液体による自然農法的な肥料の開発を行えば、すばらしい道が開けるのです。カゴメをはじめ、野菜工場を持つ企業は、この最後の試練である肥料の問題をクリアして、本当に無農薬無化学肥料の自然栽培に限りなく近い野菜工場を開発すべきなのです。これができれば、日本の食糧問題など解決してしまいます。もう外国野菜を買う必要もなくなるのです。日本国民すべてが救われるのです。

無農薬栽培の地球環境への影響

無農薬栽培が増加すれば、それだけ農薬の使用が減っていくことになります。それは地球環境を守っていくことにつながります。農薬が自然破壊を進め、生態系を破壊していくことは明らかな事実ですが、それをわかっていながら、多くの農家は、農薬がやめられないのです。なぜなのでしょうか。それは農協をはじめ、癒着が大きいのです。しがらみ、利権の塊が、あって、多くの人がそれにしがみついています。本当はいけないのだと皆、わかっているのです。しかし、自分を正当化しようと必死で反論してきます。皆、わかっているのです。本当のことを。本当は、無農薬で野菜も果物も栽培できるのです。その方法はすでに確立されており、その気になれば、いつでもだれでも開始できるのです。

無農薬栽培が地球を救う

しかし、それをやろうとしない。それよりもしがらみや、これまでやってきた流れをそのまま維持しようとしているのです。しかし、いずれはそれは破綻します。そのことももう、わかっているのです。破綻するまで、やり続けるのでしょうか。木村秋則さんは「もう、時間があまり残されていない」と著書で書かれています。まさにそのとおりだと思います。一人でも多くの日本人、いや世界の人々が、無農薬栽培の技術を取り入れ、地球環境を守る農業に移行しなければならないのです。政府が農業振興のための国債を発行して、どんどん農業を支援し、特に無農薬栽培をする農家を資金援助すれば国は救われるのです。

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