日本に無農薬自然農法をもっと普及させましょう

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家庭菜園をもっと日本中に増やして、多くの日本人が自分の家で食べる野菜を無農薬で育てるようになると、日本の食糧自給率の向上にもつながるし、無農薬野菜の普及にもつながります。家庭菜園のレベルであれば、無農薬栽培も有機栽培も簡易です。そのノウハウはすでに普及しています。せっかく家庭菜園をしても農薬を使ってしまうと、何の意味もないです。家庭菜園のための農薬などを買うのはやめましょう。それよりも無農薬栽培を書物で学んで、実践していきましょう。無農薬でもおいしい野菜が育つことを体験することが大切です。手入れがあまりいらない野菜を選んで、一人でも多くの人がスタートするべきです。

無農薬野菜を自分で育てる

ネギやミツバやパセリからでも良いのです。家庭菜園には、食費を節約するというメリットもありますが、それ以上に、無害な食材を食べる機会を増やすことが有益です。自分で育てることで、野菜について理解が深まります。自分で無農薬野菜を育てて食べることを経験すると、農薬を使った野菜を食べることが不快に感じられるようになります。小学校などでも無農薬栽培の実習を授業として取り入れると良いかもしれません。無肥料無農薬の自然栽培農法を知っていますか?この農法を最初に世に広めたのは木村秋則さんですが、木村さん以前にもこの農法を実践しておられる方はいました。しかし、木村秋則さんがリンゴ栽培でそれを実現させた時、世の中の多くの人々が驚いたのです。なぜならリンゴを無農薬無肥料で育てることは不可能とされていたからです。木村秋則さんの十一年にも及ぶ、苦難の道のりと、そこから生み出された無農薬栽培の技術は、木村さんが著書ですべて公開してくださっています。ここでいう無農薬とは石油系化学農薬であり、無肥料とは化学肥料のことです。この自然農法で栽培した農作物には、健康増進と病気平癒の自然治癒力増強の力があります。たとえば、毎日食べているお米を無農薬無肥料の自然栽培のお米に変えただけで、アレルギーが出なくなった子供など。

アレルギーは無農薬で治る

食事の中に含まれている化学物質の影響は大きいのです。とりわけ農薬の影響は、いま国が発表している基準では、アレルギーを防止することはできません。農薬にアレルギーをおこす子供は多く、それが花粉症やぜんそくをさらに誘発もします。ふだん食べる野菜や果物はできるだけ無農薬のものを選ぶようにしましょう。お米も無農薬のものがありますので、できるだけ無農薬米を使いましょう。週に一度でも、無農薬無肥料の玄米を食べてみると、その健康効果に驚くことでしょう。農業法人の参入は年々増加しています。その収入は個人の農家の約四十倍です。農地をフル活用する会社組織は収益を上げやすいのです。一戸あたり耕地面積は2010年では2.2ヘクタールです。1985年は1.2ヘクタールでしたので明らかに増加しています。2009年に株式会社参入が許されたことで日本の農業は変化しはじめました。一方、超高齢化をきっかけに新しい農地利用法も出てきました。高齢者に農地を使用してもらい、健康に役立てるという利方法が生まれつつあります。兵庫県伊丹市の介護付有料老人ホーム「ライフェール」では1千坪の生産緑地を所有することでそれを入居者や周辺住民の農体験の場に提供しています。高齢者には園芸療法として活用しているのです。有機農業を行い、市内の市場への出荷も行うそうです。認知症の人が園芸療法で改善するケースもあるとされ、高齢者の健康維持のための農園という新しい視点が生まれています。

農園デイサービス

京都府亀岡市の「青空ふれあい農園・ハーブ倶楽部」という施設では、農園デイサービス事業、高齢者の働く場づくりを展開して、これを「ハーブ栽培・加工・販売」事業としています。ここでも有機栽培、無農薬栽培を基本としています。このような形で、有機栽培、無農薬農法が次第に普及することはとてもよいことです。また、東京都国立市にある社会福祉協議会は、青空デイサービス「やすらぎ農園」を創設しました。全国にこのような動きが広まりつつあります。無農薬農法、自然農法で、みずから育てた健康野菜を食べて、高齢者は認知症予防にもなり、全身の健康維持にもなるのです。まさに「お役に立つ生き方」といえるものではないでしょうか。

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