40歳からは糖化を防止し炭水化物を減らす食べ方に

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40歳からは、体に必要な食べ物ががらりと変化することを理解すれば、若返りが簡単に実現するのです。30代までは、まだ肉体は成長や発達をとげるための段階にいて、それゆえに、糖質がたくさん摂取されても弊害がでることもありません。ごはんなどの炭水化物も、どんどん燃焼していくので心配ないのです。

40歳から代謝は低下し糖質の燃焼効率が落ちる

ところが、40歳からは、その肉体の成熟期に入るために、代謝の低下がはじまります。食事で摂取した糖質を燃焼できにくくなってくるのです。代謝の低下が老化現象をまねくのです。そして、脳梗塞や心筋梗塞がおこったり、糖尿病になったりします。癌が増えてくるのもこのころからです。こうならないためには、年齢に応じた適切な食べ方を知ることが大切です。40歳からは、それまでとまったく違う食べ方が必要になるのです。

糖質を減らし糖化を防止すれば若返る

糖質や炭水化物を控えることが重要であることは、これまでの類書でも繰り返し、とりあげられてきました。50歳を過ぎたら炭水化物をやめなさいとか、糖質制限食などが知られています。本書では、それに加えて、代謝をあげて若いからだを取り戻すための30種類の食材を週に二回から三回、食べるように習慣づくりをすることを提唱しています。ブロッコリーやリンゴ、ぶどうなどの食材がその中に含まれています。著者は外科医でありながら、食事療法を二十年以上も研究してきた名医です。

癌を予防しながらアンチエイジングする食べ方

りんご、納豆、じゃがいも、卵などをとりあげています。卵は、脳機能の活性化を促進するレシチン、コリンが含まれています。揚げ物ばかり食べていると、早く老化すると指摘しています。糖化を防止することは大切ですが、ごはん、玄米の重要性も説いています。ぶどうには、レスベラトロールが含まれており、ぶどうはアンチエイジングにたいへん重要な果物であると指摘しています。

40歳からは食べ方を変えなさい!: 「体の糖化」に気をつければ、若くなる! (知的生きかた文庫)

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