脳も身体もこうすれば若返る

若返り

白澤卓二さんといえば、抗加齢医学の分野で権威とされている人物です。
アンチエイジングの秘密を公開した本をたくさん書いています。
白澤卓二教授は順天堂大学大学院の教授ですが実際に二千人以上の
長寿者にあって調査した結果、アンチエイジングの原則をまとめています。
長寿のために役立つ食材について、味噌、オリーブオイル、ブラックチョコレート、
りんごジュース、ゴマ、腹七分目などのポイントが解説されています。



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味噌を食べていると放射線の害が最小限に抑えられる

味噌の摂取が多いと放射線障害が出ないことが広島原爆の際の実例をもとに語られています。
心の持ち方が健康に与える影響を百歳の健康長寿者の実例をあげて説明しています。
これは実際の生きた証があるので、非常に説得力があります。

くよくよしたり後悔ばかりしたり、愚痴ばかり言っている人で、
百歳まで健康長寿する人はいません。
健康長寿者は、すべて、明るく前向きでポジティブです。

口ぐせは「今が一番幸せ」とほとんどの百歳健康長寿者

今が幸せと皆が言っていることも注目されます。
100歳長寿者となる人は例外なく過去ではなく、今に生きているのです。
そして、今が一番幸せという感謝の日々を送っているのです。

第三章では趣味と習慣そして運動の効果について書かれています。
足の筋力を維持するということがやはり重要です。

アンチエイジングのためには、散歩や筋トレは、
習慣として、やっていたほうがよいようです。
両親にプレゼントしたり、自分の美容とアンチエイジングに
役立てたり、しっかり活用したい本ですね。

乳製品についての見解については疑問

白澤卓二先生は牛乳と発酵乳などの乳製品を同列に論じているのです。
発酵乳の摂取が多い長寿地域をあげたのち、
「だから牛乳を毎日飲みましょう」と言っています。

それらの国の発酵乳やチーズなどの乳製品と、
日本のいわゆる市販の牛乳とは、
内容、成分に大きな違いがあることは忘れてはなりません。

市販の牛乳はホモゲナイズ製法で空気を混ぜ込んでいるので脂肪が酸化しています。
また、牛の育て方によっては乳の中にホルモン剤や薬物の混入もありえます。



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発酵乳は乳酸菌による分解などを経ており、また本でとりあげられている国や地域の
発酵乳は、添加物や経皮毒の悪影響がきわめて少ないマサイ族などの例などです。

牛乳の摂取量が世界一多い北欧やアメリカのほうが、
骨粗しょう症患者が多いという事実にも言及していません。
牛乳が骨粗しょう症予防にあまり効果がないということに触れていないのは問題です。

しかし、白澤先生は牛乳を推奨していますが、その根拠としたマサイ族は、
乳酸菌飲料を飲んでいたのであって、牛乳そのものではないことは要注意です。
日本の牛乳の品質を調べて、その食材でならどうなのかをデータで示さないといけません。

その点は注意して読んだほうが良いかもしれませんが、その他の考察は、すべて賛同できるものです。
この本を読んで、味噌汁やオリーブオイルの消費が増えました。
白澤卓二先生の長寿者研究シリーズはどれも勉強になります。


決定版 100歳までボケない120の方法 (文春文庫)

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